ハワイ不動産レポート7月:一戸建て販売好調、高価格帯が牽引

7月のオアフ島の一戸建て住宅販売件数は300件となり、前年同月比20.5%増加しました。中間価格は$1,224,500で、前年同月から13.9%上昇しています。
中間価格を押し上げた大きな要因は、高価格帯での取引増加です。$1,300,000〜$1,999,999の販売件数は、前年同月の52件から92件へ76.9%増加。$2,000,000以上では24件から44件へ83.3%増加しました。
一方、比較的手頃な価格帯でも取引は続いています。7月は$500,000以下の物件が211件成約し、年初から7月までの累計は1,214件となりました。月末時点では、この価格帯に1,237件の売出中物件がありました。
一戸建てでは、7月の販売件数の33%にあたる98件が$1,000,000未満で成約。コンドミニアムでは49%にあたる202件が$500,000未満で成約しました。年初から7月までで見ると、一戸建て販売の34%が$1,000,000未満、コンドミニアム販売の47%が$500,000未満となっています。
コンドミニアムの7月の販売件数は416件で、前年同月比6.9%増。中間価格は3.0%上昇し、$504,500となりました。年初から7月までの累計では、一戸建ての販売件数は前年同期比6.5%増加した一方、コンドミニアムは2025年同期を0.8%下回っています。
市場に出てから成約までの期間も短くなりました。一戸建ての市場滞在日数(DOM)の中央値は14日で、前年同月の20日から短縮。コンドミニアムも50日から38日へ短縮しています。
売出価格に対する成約価格を見ると、一戸建ては当初の売出価格に対して中央値で100%となり、前年同月の99.4%から上昇しました。また、一戸建ての33%が当初の売出価格を上回って成約しており、前年同月の26%から増加しています。コンドミニアムは売出価格に対して中央値で96.6%(前年96.3%)となり、11%が売出価格を上回って成約しました。
新規売出物件も増加しています。7月の一戸建ての新規リスティングは380件で前年同月比3.0%増、コンドミニアムは707件で9.3%増となりました。地域別では、一戸建ての新規リスティングがLeewardで42.9%、Kailuaで29.4%増加した一方、WaipahuとPearl Cityではそれぞれ44%減少しました。
売出中の在庫については、一戸建てが802件と前年同月比5.9%減少した一方、コンドミニアムは2,554件と3.9%増加しています。契約中(Pending)の件数は、一戸建てが2.1%減、コンドミニアムが16.3%減となりました。ただしコンドミニアムでは、Pearl City(60.0%増)、Central(23.8%増)、Hawaiʻi Kai(16.7%増)など、一部地域で増加が見られました。
住宅ローン金利は前年同時期を下回る水準を維持したものの、7月中に約0.25ポイント上昇しました。Freddie MacのPrimary Mortgage Market Surveyによると、7月30日時点の30年固定住宅ローン金利の平均は6.66%でした。
参考:Honolulu Board of REALTORS®