競争激化のハワイでいま、どのように物件を獲得する!?
Aloha! ハウスプラスの三浦直子です。
ラグジュアリーマーケットが非常に熱いハワイです。2021年上半期、2M以上の戸建ての売上が2020年の同時期と比べてなんと3倍以上に!リモートワークの増加に伴いアメリカ西海岸のバイヤーさんや、低金利を受けてローカルのバイヤーさん、世界各国からも投資の手が入ってきています。在庫の減少から、毎月の最高値更新がここ数カ月続いているという状況。そうなると、停滞していたコンドミニアムも戸建てにつられて動いてきました。戸建てに手が届かないバイヤーさんがコンドミニアムに流れているようです。
具体的な数字は、先日の記事でご紹介していますのでそちらをご覧ください。
>> 不動産レポート2021年7月:中間価格がさらに最高値を更新
さて、ではこのようなマーケットにおいてどのように物件を獲得していくのか? そのお話を少ししたいと思います。
1. とにもかくにもマーケットをよく見ておく
気に入ったエリアやコンドミニアムが決まっているなら、物件が出たらすぐに知らせてもらうようエージェントに頼んでおくこと。希望条件を入れて新しい物件が出たらすぐに配信する設定もできます。
2. 直接売主を探す
1に付随しますが、ターゲットが決まっていたら直接売主を探すということもできますので、エージェントに相談をしてみてください。
3. ローン&頭金の証明書を準備する
複数のオファーが入った場合、売主さんに選んでもらうためにはもちろんキャッ シュオファーが良いのですが、誰もができることではないですよね。どれだけ自分が問題なくローンを借りられるかをアピールすることも大事。ローンオフィサーに書類を出して、マックスでいくら借りられるのかを把握した上で、 Pre-Approval Letter(仮ローン承認証明書)を準備しておく。最近はオンラインで申請できるレンダーが多いので便利です。また、頭金の現金証明もハワイでは提出する方が良いので準備しておくこと。
4. オファー金額を決める
オファーが複数ある場合、公平を保つために他のオファーがいくらなのかを言わないというセオリーがあります。が、そこを何とか近い数字を探ることはエージェントの腕の見せ所でもあります。売主のタイプ、何が一番欲しいのかなど、できるだけたくさん情報をもらいオファー価格を決めましょう。
5. プロファイルをアピール
買主プロファイルも意外と売主に効果的。価格はちょっと負けているのに、この人に売りたいからってまとまった例もあります。
家探しも、備えあって憂いなしです。それにしても、もうちょっと在庫が増えてくれないかなー?と思う今日この頃ですわ。