不動産レポート2021年7月:中間価格がさらに最高値を更新

不動産レポート2021年7月:中間価格がさらに最高値を更新

2021年7月、戸建住宅とコンドミニアムの中間価格がさらなる史上最高値を更新!減少する在庫と住宅ローンの低金利が、戸建住宅の中間価格を$992,500まで押し上げました。

 

中間価格が大台$1Mに迫る!?
セールスは引き続き7月も好調

2021年7月、オアフ島の中間価格は戸建住宅$992,500、コンドミニアム$475,000と、それぞれ新たな最高値を記録。

中間価格の前年対比を見てみると、戸建住宅は+21.8%の大幅上昇。コンドミニアムは+8.0%という結果になりました。戸建住宅は先月記録した最高値を引き続き+1.4%緩やかに上回り、コンドミニアムは、2019年7月に記録した最高値の$461,500より+2.9%上昇しています。

販売数は、今年に入ってから数カ月に渡り急速なペースで記録を伸ばし続けており、夏に突入してもなお止まる所を知りません。7月の販売数は戸建住宅が404戸(前年比+11.9%)。コンドミニアムにおいては671戸(前年比+57.5%)と、戸建住宅の勢いをしのぐ急増加となりました。

 

リスティング価格を上回る
オファーが大幅に増加

先月売却された戸建住宅の70%はリスティングの提示価格を上回る金額(オーバーアスキングプライス)で取引されました。とくに中間価格($992,500)以下の物件のうち79%がリスティング価格より高く売れており、競争が激しかったことが見受けられます。また、リスティング価格より高く売却されたコンドミニアム物件の割合については、昨年2020年7月は14%だったのに対し、今年7月は38%です。

エリア別に売却価格をみると、ノースショア、カイルア、ハワイカイ、ダイヤモンドヘッドのエリアではほとんどの戸建住宅物件が中間価格($992,500)より高値だった一方、リーワード、ワイパフ、エバのエリアでは主に中間価格を下回りました。コンドミニアムのマーケットはメトロエリアに人気が集中し、コンドミニアム販売数の合計671戸うちメトロエリアが218戸を占めています。

売り出し期間については、戸建住宅とコンドミニアム共に前年の日数よりやや増加。戸建住宅は平均9日間(前年比+11.1%)、コンドミニアムは11日間(前年比+1.1%)という結果でした。

「このような中間価格の最高値記録は、アフォーダブルと中間層の在庫物件が減少していることが要因です」と、ホノルル不動産協会(Honolulu Board of REALTORS®)会長のシャノン・ヘブン氏は言及しています。「また、住宅ローン金利が最下限で横ばい状態であることは、バイヤーにとって低金利で資金調達ができるという利点をもたらしていると同時に、物件の売却価格を引き上げる結果にも繋がっています。」

 

参考:Honolulu Board of REALTORS®