ハワイ最新不動産情報:気になるコンドの管理費の値上げ

ハワイ最新不動産情報:気になるコンドの管理費の値上げ

Aloha! ハウスプラスの三浦直子です。

観光だけでなく移住先としても人気のハワイは、海外では日本からをはじめ、同じアメリカ国内では比較的近い西海岸、とくにカリフォルニアから移る人も多くいます。そこで、本土で暮らしながら移住や投資目的でハワイを視野に入れた人たちに向けて発信すべく、サンフランシスコ・ベイエリアで配布されている日本語の情報誌「週刊ベイスポ(ウエブ版はこちら>>)」にて、コラムを執筆中です。ハワイの不動産や暮らしにまつわるあれこれをシリーズごとに連載していますので、こちらでもシェアさせていただきますね。情報収集にお役立ていただけると嬉しいです。

 

※下記の内容は2024年12月20日発行のベイスポに掲載

年末ですね!先日の2024年ホノルルマラソンでは、トータル35,000人以上の方が参加し、久しぶりに日本からの参加者の数も10,000以上で大盛況だったそうです。私もスタート地点に行き、ゴール地点にも行きましたが、ホノルルマラソンの雰囲気は独特で、本当に良いエネルギーが流れていると思います。久しぶりに完走するランナー達を見ていたら、感動の涙が出てきまして、さあ2024年の締めくくり、2025年も良い年にしたいなあと思いました。

さてこの時期になると、気になるのがコンドミニアムの来年の管理費の値上げがどれくらいなのかな?というところ。売り物件は、情報をアップデートしていかないとならないので問い合わせをするのですが、来年の値上げは3%だったら良かったとか、なんで20%もなんで上がるの?とその理由を聞いたりします。

ここ最近、管理費が爆上がりしている原因の一つに、コンドミニアムの入っている保険代の大幅な増加、これは一昨年のマウイ島の山火事の影響で、掛け金が大幅な上昇をしてしまったこと、それから主に1970年代の物件の配管が古くなってきていて、アップグレードする必要が出てきているのですが、そちらを管理費で補填するというケース。また管理費では徴収せず、 アソシエーションがローンを組んで、一人当たりのオーナーに毎月いくら管理費に追加する形で一定期間で支払いをするということもあります。

売り物件だと、管理費の上昇は売りにくい材料になるのですが、意外にこれを理由に指値をしたり、この費用部分を売主さんにクレジットできませんか?とお願いしたりもできたりするので、見方によっては良いディールができるということもあります。

いずれにしても、コンドミニアムを選択する際には、特に古めのコンドミニアムは修繕の計画がどうなっているのか、ハリケーンインシュランスは建物を全てカバーできるのかということをしっかり確認することは大事になります。

気になる物件へのお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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