2026年01月07日
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不動産レポート
ハワイ不動産レポート2025年12月:2025年住宅市場総括

オアフ島の住宅市場は2025年を通じて、安定感を示しながら年末を迎えました。住宅ローン金利の安定的な推移、購入可能性(アフォーダビリティ)の変化、そしてコンドミニアム市場の環境変化が、市場全体を形づくりました。販売件数は前年と比べて概ね横ばいで推移した一方、在庫の増加により買い手には選択肢が広がり、売り手にとってはより競争の激しい環境となりました。2025年12月の最新データとともに、2025年通年を通じた主要な市場動向をまとめています。以下はその主なポイントです。
2025年通年(前年との比較)
- 一戸建て住宅とコンドミニアムを合わせた総販売件数は、前年同月比で0.6%増加しました。一戸建て住宅の販売は3.5%増加した一方、コンドミニアムは1.1%減少しました。2025年に販売された件数は、一戸建て住宅が2,890件、コンドミニアムが4,408件でした。
- 一戸建て住宅の中間価格は3.5%上昇し1,139,000ドルとなりました。一方、コンドミニアムにおける年間の中間価格は1.5%下落し507,250ドルとなりました。
- 市場滞在日数は延び、一戸建て住宅は中央値で23日、コンドミニアムは44日となりました。
2025年12月の動向
- 一戸建て住宅の販売件数は前年同月比18.4%増の270件となり、コンドミニアムも11.5%増の360件となりました。
- 一戸建て住宅の販売価格は4.3%上昇し1,100,000ドルとなりました。一方、コンドミニアムの中間価格は、2024年12月の過去最高値を受けて5.2%下落し512,000ドルとなりました。
- 市場滞在日数の中央値は、コンドミニアムで36日から44日へと増加しました。一戸建て住宅では増加幅は小さく、20日から22日となりました。
- 新規売出物件数は両市場で減少し、一戸建て住宅は前年同月比7.9%減、コンドミニアムは1.3%減となりました。
- 流通在庫数は、一戸建て住宅では2024年末比で5.9%減少した一方、コンドミニアムは前年よりも多い水準を維持し、12.3%増加しました。
参考:Honolulu Board of REALTORS®